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貨幣は貨幣だから貨幣なのだ。貨幣を根拠づけるものはただ貨幣だけ。社会と人間を貫く自己循環論法が恐慌をも生めば、自由をももたらす―いまもっとも注目すべき思想家・岩井克人の思想の核心を明かす。
第1章 貨幣論;第2章 資本主義論;第3章 法人論;第4章 信任論;第5章 市民社会論;第6章 人間論
岩井 克人 (イワイ カツヒト)
1947年生まれ。専門は経済理論。東京大学経済学部卒、マサチューセッツ工科大学Ph.D.。イェール大学助教授、東京大学助教授、プリンストン大学客員準教授、ペンシルベニア大学客員教授などを経て、東京大学経済学部教授。著書に“Disequilibrium Dynamics”(日経・経済図書文化賞特賞)、『貨幣論』(サントリー学芸賞)、『会社はこれからどうなるのか』(小林秀雄賞)など
三浦 雅士 (ミウラ マサシ)
1946年生まれ。小社(新書館)編集主幹。文芸評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)