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ライフワークの花を咲かせることはあらゆる人に可能である。この花は晩年になって始めて結実する。そのためには自由時間の使い方を考えなくてはならない。自分の生きがいとなり、人生の豊かさにつながる、能力の備蓄をすることが必要だ。バッテリーは使い切るまえに絶えず充電しなくてはならない。輝かしい、円熟したフィナーレを迎えられるよう、一日一日の生き方を考えてみよう。
第1章 フィナーレの思想(ライフワークの花;フィナーレの思想);第2章 知的生活考(再考知的生活;分析から創造 ほか);第3章 島国考(パブリック・スクール;コンサヴァティヴ ほか);第4章 教育とことば(教育の男性化;面食い文化 ほか)
外山 滋比古 (トヤマ シゲヒコ)
1923年生まれ。東京文理科大学英文科卒業。お茶の水女子大学名誉教授。専攻の英文学に始まり、テクスト、レトリック、エディターシップ、思考、日本語論の分野で、独創的な仕事を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)