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この本の目的は2つあります。ひとつ目は、数字が苦手な方が、「数字の裏側」を読めるようになること。数字は人を騙す凶器です。数字のウソを学ぶことで、数字に騙されない“考える力”を鍛えます。2つ目の目的は、「会計がわかればビジネスもわかる」といった会計に対する誤解を解くこと。ビジネスに「会計が必須の教養」であることが常識となりつつありますが、会計とビジネスでは世界が180度異なります。会計の限界を知らずに使っている人が、ビジネスに混乱を巻き起こしています。そこでこの本では、ふだん語られない“会計の本質”に光を当てます。なお、上巻を読まずに、下巻から読みはじめても大丈夫です。
第1章 数字の達人は、特になにもしない―数字のウソ(「禁じられた数字」4つのパターン;禁じられた数字とはその1「作られた数字」 ほか);第2章 天才CFOよりグラビアアイドルに学べ―計画信仰(ケーススタディ(1)1億円を1週間で使い切れ!?;私たちは計画のなかで生きている ほか);第3章 「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い―効率化の失敗(ケーススタディ(2)合理的に儲けようとする大学生;ケチケチ会計士はなぜ結婚したのか? ほか);第4章 ビジネスは二者択一ではない―妙手を打て(妙手を打て;ライバル店から客を奪う ほか);終章 会計は世界の1/2しか語れない―会計は科学(会計は科学、ビジネスは非科学;内部統制とビジネスのソリが合わない理由 ほか)
山田 真哉 (ヤマダ シンヤ)
1976年兵庫県神戸市生まれ。大阪大学文学部史学科卒業。公認会計士山田真哉事務所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)