|
|
||||||||||||||||
この書籍が含まれるグループ
|
ビジネスに必要な着想とは?その活かし方とは?マーケティングのすべてを知る人物の思考法が凝縮された1冊。
「近代マーケティングの父」と称される人物が80キーコンセプトを取り上げ、経営の現場で役立つ思考法を伝授する。
本書「まえがき」より
マーケティングに携わって40年。その間に、多少の知識とわずかばかりの知恵を蓄えてきた。あるとき、この学問の状況を顧みていた折りに、ふとこんな考えが浮かんだ。「いまこそ、マーケティングの基本コンセプトを再検討すべき時ではないだろうか」、と。そこでまず、今日のマーケティングで最も重要だと思われる80のコンセプトをリストアップしたうえで、それらがどのような意味を持ち、堅実なビジネスを展開するうえでどう影響するかを、じっくりと考えてみることにした。私が何よりもめざしたのは、効果的で革新的なマーケティングのための最も優れた原則と実践例を突きとめることであった。こうして始まった思索の旅は驚きに満ちたものとなり、その過程で新たな洞察や展望を得ることができた。800ページもあるテキストを新たに書きたいとは思わなかった。また、これまでの著作で述べた考えや言葉をくり返すつもりもなかった。新鮮で刺激的な考え方や見方を、いつでも検索や拾い読みができ、わかりやすく、抜き書きが容易なかたちにまとめたい。それが私の思いだった。その結果生まれたのが、この短い書物である。
広告;ブランド;B2B(対企業)マーケティング;変化;コミュニケーションとプロモーション;企業;競争優位;競合他社;コンサルタント;コーポレート・ブランティング【ほか】
コトラー,フィリップ (コトラー,フィリップ) Kotler,Philip
「近代マーケティングの父」と称されるフィリップ・コトラーは、現在、世界有数のマーケティング・プログラムとして名高いノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院インターナショナル・マーケティングのS・C・ジョンソン・アンド・サン・ディスティンギッシュド・プロフェッサーの職にある。これまでに発表した著作は25冊。非営利組織のほか、IBM、ゼネラル・エレクトリック、パンク・オブ・アメリカ、AT&T、ミシュランといったリーディング・カンパニーのコンサルタントも務める
恩蔵 直人 (オンゾウ ナオト)
早稲田大学商学部を卒業後、同大学大学院商学研究科へ進学。早稲田大学商学部専任講師、助教授を経て、1996年より教授。専攻はマーケティング
大川 修二 (オオカワ シュウジ)
1961年生まれ。1985年早稲田大学第一文学部(哲学専修)卒業。翻訳家、人材開発トレーナー(株式会社リクルートと業務委託契約)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)