|
|
||||||||||||||||
この書籍が含まれるグループ
|
研究者リンダ・リアが、未発表原稿を編集し、カーソンの地球、自然への魂の声を集大成した書。
環境保護の原点、生命と自然への愛と警告の書現代エコロジーの原点「沈黙の春」の著者の未発表原稿集。少女時代の文章から科学雑誌の寄稿文、講演、そして死の直前の手紙まで、環境破壊を告発し、生命と自然、地球への限りない愛に充ちた感動の書。
第1部 若きカーソン―野生生物保護への関心(海のなか(一九三七年);私の好きな楽しみ(一九二二年) ほか)
第2部 世界を理解する―自然研究、環境保全への考え(『潮風の下で』に関するイールズ夫人宛てのメモ(一九四二年ごろ);失われた世界―島の試練(一九四九年) ほか)
第3部 つながり―生態学、人間社会と自然美(たえず変貌するわれらの海辺(一九五八年);野外観察ノートから(一九五〇年‐一九五二年) ほか)
第4部 『沈黙の春』―科学と利己主義、ガンの転移(消えゆくアメリカ人(一九五九年);生物学を理解するために(一九六〇年);『アニマル・マシーン』への序文(一九六四年) ほか)
カーソン,レイチェル (カーソン,レイチェル) Carson,Rachel
1907年アメリカ合衆国ペンシルヴェニア州生まれ。大学では動物学を学び、36年農務省漁業局に就職、のち内務省魚類・野生生物局勤務となり、野生生物保護活動に携わりながらも執筆を続ける。62年農薬の害を告発する『沈黙の春』を発表、全世界に大反響を巻き起こした。1964年メリーランド州シルバースプリングで死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)