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週刊誌記者・江田は、女性解放運動のカリスマ的指導者・英知恵子に注目していた。弱い女性の味方をうたい、企業に対するデモを過激に展開する英は、次々と浮気男を槍玉にあげていく。一方、華々しい活動の陰で、黒い噂が流れ、若い女性運動員が失踪!江田は英の虚像を暴くべく取材に奔走するが…。巧みに仕組まれた女性解法運動の虚構を鋭い筆致で描く傑作。
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清水 一行 (シミズ イッコウ)
1931年東京向島生まれ。週刊誌記者などを経て、’66年に証券界の内幕を抉った『小説兜町』でデビュー。一躍ベストセラー作家となる。’75年『動脈列島』で日本推理作家協会賞受賞。経済小説、犯罪小説、ミステリー、サスペンスなど、幅広いジャンルで活躍。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)