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今や急速なITの進歩と情報環境の変化が「知」のグローバリゼーションを加速する。その集大成「クラウド・コンピューティング」によって、2014年に日本の産業構造は大激変するだろう。その中で「ガンダム」を筆頭に世界で歓迎される日本のポップカルチャーなど、「クール」「かっこいい」と大衆に賞賛されるモノや出来事が社会を変革し始めている。これが“クール革命”だ。本書は情報産業最前線に立つ著者が、激変する現代を“クール革命”の力で生き抜く道を、模索し確信に至った覚醒の書である。
情報の発信と消費を担う「大衆による巨大知」が社会を動かす「クール革命」が今まさに始まろうとしている。かたやポストWeb2.0の技術革新が水面下で着々と進行し、急速なITの進歩と情報環境の変化が「知」のグローバリゼーションを加速する現代。アメリカで本格化的に広がりつつある「クラウド・コンピューティング」はその究極の姿であり、追随する日本でも、2014年にはメディアや産業構造の大激変が起こることを予測する著者。 本書は、鋭敏な感性や豊かな事業構想力を持つ経営者やビジネスマン、クリエイター達に向けて、激変時代を生き抜く道を示した覚醒の未来予測書である。
第1章 クール・パワーを新しい国力へ
第2章 新時代への予感
第3章 「知」のグローバリゼーションからは逃げられない
第4章 web2・0体験記
第5章 クラウドの奇跡
第6章 アメリカから起こる21世紀の産業革命
第7章 提言
角川 歴彦 (カドカワ ツグヒコ)
1943年東京生まれ。早稲田大学第一政経学部卒業。角川グループホールディングス代表取締役会長兼CEO。内閣官房知的財産戦略本部本部員、文化庁文化審議会臨時委員(著作権分科会)、社団法人日本経済団体連合会理事、東京大学大学院特任教授、早稲田大学客員教授、東京藝術大学大学院客員教授、神戸芸術工科大学客員教授なども務める
片方 善治 (カタガタ ゼンジ)
1928年岩手県生まれ。情報文化学会名誉会長。工学博士。高崎商科大学客員教授、早稲田大学客員研究員、システム研究センター理事長。カーネギーメロン大学卒業後、同大学院(電子工学専攻)、コロンビア大学大学院(通信システム工学専攻)に学ぶ。東京工業大学工学部社会工学科講師、金城学院大学特任教授、日本DEVNET協会会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)