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経済と道徳は両立する。「富をなす根源は何かといえば、仁義道徳」「その企業が時機に適合する否やを判断すること」「何かひと仕事しようとする者は、自分で箸を取らなければ駄目である」「要するに交際の要素は至誠である」―500余りの会社を興した明治人の名言。
第1章 論語でソロバンをはじけ!―「何のために儲けるのか」を考える 渋沢栄一名言録1(論語と算盤は、遠くて近いもの;商工業者は文明の開路者 ほか);第2章 大胆に、かつ慎重であれ!―渋沢流ビジネス・マナーを学ぶ 渋沢栄一名言録2(常識はいずれの地位にも必要で、また欠けてはならぬ;細心かつ大胆に活動をなし、初めて大事業を完成しえる ほか);第3章 成功・失敗にこだわるな!―品格を磨き、人間の標高を高める 渋沢栄一名言録3(『論語』を常に座右から離したことはない;親は自分の思い方ひとつで、子を孝行にも、不孝にもする ほか);第4章 渋沢栄一・激動の生涯をたどる―日本近代ビジネスのトップリーダーの足跡(飛翔への序曲―誕生から青年期まで;幕臣となり、フランスへ―一橋家仕官とパリ外遊 ほか);巻末付録(渋沢家の家訓;名言余録)
寺島 実郎 (テラシマ ジツロウ)
1947年、北海道生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三井物産に入社。調査部・業務部を経て、ブルッキングス研究所(在ワシントンDC)に出向。米国三井物産ワシントン事務所長、三井物産戦略研究所所長、日本総合研究所理事長、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、三井物産常務執行役員等を歴任し、現在は日本総合研究所会長、多摩大学学長、三井物産戦略研究所会長。著書は『新経済主義宣言』(第15回石橋湛山賞受賞,新潮社)など、多数
古川 順弘 (フルカワ ノブヒロ)
1970年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。出版社勤務を経て、現在、フリーランスで書籍・雑誌の編集・執筆に従事。宗教・伝統医学から歴史人物まで、幅広いジャンルをこなしている。近年は、幕末から明治期の実業人に注目して活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)