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企業再生のカギを握る「真のデジタル化」。それは、デジタル技術を用いて、顧客や社員に新たな価値を提供し、戦略的差別化の真の目標である「ユニークネス」を追求することである。本当のデジタル・ビジネスを論じた初めての書。
デジタル・ビジネスデザインとは何か―ビジネスデザインの質とデジタル化の度合い;デジタル・ビジネスデザインの出発点―DBD移行への五つの課題;「チョイスボード」がもたらす革新―顧客主導による選択システム;デジタル・イノベーター(1)デル・コンピュータ―価値連鎖の逆転という戦略;デジタル・イノベーター(2)セメックス―低成長ビジネスのデジタル化戦略;「一〇倍の生産性」の実現―適切なビット・エンジンの選択と管理;デジタル・イノベーター(3)チャールズ・シュワブ―顧客と社員に対する究極のバリュー・プロポジション;ハイブリッド・モデルの力―伝統的巨大企業ならではの優位性;デジタル・イノベーター(4)シスコシステムズ―最も進化したデジタル・ビジネスデザイン;「能動的な顧客」の誕生―デジタル化がもたらした顧客の変化;デジタル化の障害―ハンディキャップの克服法;GE―世界一の企業が推進するデジタル化戦略;IBM―企業内の官僚制をいかに克服するか;DBDに移行するドット・コム企業―デジタル技術と健全なビジネスデザインの統合;デジタルな組織の構築―DBD企業へ移行する際の最大の難関
スライウォツキー,エイドリアン・J. (スライウォツキー,エイドリアンJ.) Slywotzky,Adrian J.
ハーバード大学を卒業後、同校のロースクールとビジネススクールで修士号取得。現在、マーサー・マネジメント・コンサルティングのバイス・プレジデントおよびボードメンバーを務める。1996年の処女作“Value Migration”で一躍注目を集め、98年に刊行した『プロフィット・ゾーン経営戦略』(ダイヤモンド社刊)は全米ベストセラーに。CEOレベルへの成長戦略および新ビジネスデザイン構築に関するコンサルティングで名声を博す。ダヴォス会議をはじめ、マイクロソフトCEOサミット、フォーブズCEOフォーラム等々でキーノート・スピーカーを務める。『インダストリー・ウィーク』誌では、ドラッカー、ポーター、ゲイツ、ウェルチ、グローブとともに経営に関する世界の六賢人に選ばれた
モリソン,デイビッド・J. (モリソン,デイビッドJ.) Morrison,David J.
アメリカ海軍士官学校を卒業後、プリンストン大学およびハーバード・ビジネススクールで修士号取得。現在、マーサー・マネジメント・コンサルティングのバイス・チェアマンとしてデジタル・ビジネス部門のトップ。スライウォツキーの“Value Migration”の編纂に関わり、『プロフィット・ゾーン経営戦略』では共著者に。CNBC、BBC、CNN等でコメンテイター、数多くの国際的な経営戦略会議でもキーノート・スピーカーを務めている
成毛 真 (ナルケ マコト)
中央大学商学部卒業。(株)アスキーを経てマイクロソフト(株)に入社。1991年から2000年まで同社代表取締役社長。社長就任当時90億円だった売上高を、約9年で1690億円にまで成長させる。現在は、投資・コンサルティング会社である(株)インスパイア代表取締役社長として、とくにオールド・エコノミーの再生を目指している。他の役識として、スルガ銀行社外取締役、スクウェア社外取締役、あおぞら銀行社外取締役、経済同友会幹事等
佐藤 徳之 (サトウ トクユキ)
明治大学経営学部卒業。パシフィック・ウェスタン大学大学院にて経営学博士号取得(Ph.D.)。1989年にマーシュ(旧ジョンソン・アンド・ヒギンズ)に入社。現在、マーシュ・ジャパン(株)シニア・バイス・プレジデント兼マーシュ・マクレナン・カンパニーのビジネス・イン・コンビネーション・アジア代表。危機管理システム研究学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)