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いま、東京都心には外資系超高級ホテルが次々とオープンしている。熾烈さを増す「東京ホテル戦争」で“頂点”の座を競うのは、「感動のサービス」で知られる世界的ホテルブランド、リッツ・カールトンと、数々の伝説に彩られた香港の名門、ペニンシュラ。勝利のカギを握るのはズバリ、「サービス」だ。対照的な個性で世界の顧客を惹きつける2つのホテル、その「5ツ星のサービス」とは―。
序章 ホテルに学ぶ「伝説」のサービス;第1章 東京ホテル戦争頂上決戦―新・富裕層を狙え;第2章 リッツ・カールトンの神秘―「感動のサービス」を生み出すシステム;第3章 リッツ・カールトンの進化―グローバル・ホテル・カンパニーの成長戦略;第4章 ペニンシュラの伝統―「本物」にこだわるカスタマイズ・サービス;第5章 ペニンシュラの文化―スモール・ホテル・カンパニーの経営哲学;第6章 ホテル「頂上決戦」の舞台裏;終章 理想のサービスをめざして
桐山 秀樹 (キリヤマ ヒデキ)
ノンフィクション作家。54年名古屋生まれ。学習院大学法学部卒業。雑誌記者を経てフリーに。定年後の海外移住家族をルポした『第二の人生いい処見つけた』(新潮社)でデビュー。旅行、ホテル業界を中心にサービス産業全般のビジネス動向に精通し、業界随一の目利きとして知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
