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全世界でベストセラーとなった旧版刊行から十数年、現代社会の効率化・画一化はさらに果てしなく進んだ。マクドナルドに象徴される「画一的社会」に対抗するために、人間がなしうることは何か。「21世紀に生きる人たち」のために書かれた改訂新版の全訳。
1章 マクドナルド化の手ほどき;2章 マクドナルド化とその先駆者たち―鉄の檻からファストフード工場へ;3章 効率性―ドライブスルーとフィンガーフード;4章 計算可能性―ビッグマックと小さなフレンチフライ;5章 予測可能性―丘の小さな家に雨は降らない;6章 制御―人間と産業ロボット;7章 合理性の非合理性―「楽しげに行列している」者たちの交通渋滞;8章 グローバル化とマクドナルド化;9章 世界の変化とマクドナルド化―果して限界はあるのか;10章 マクドナルド化と付き合う―役に立つ案内
リッツア,ジョージ (リッツア,ジョージ) Ritzer,George
1940年ニューヨーク生まれ。ニューヨーク市立大学で心理学を学び、ミシガン大学で修士号を取得した後、フォード自動車会社で労務管理を担当。その後、コーネル大学で博士号を取得しメリーランド大学の社会学教授に就任し、現在にいたる。1993年、マックス・ウェーバーの近代合理化理論の現代バージョンといえる『マクドナルド化する社会』により一躍、世界で最も著名な社会学者となる
正岡 寛司 (マサオカ カンジ)
1935年広島生まれ。早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻修了。早稲田大学文学部教授を経て、同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)