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ソニーの歴史の中で、新しい商品を開発する時、いつもその先頭にいたのが著者だった。井深さんがアイデアを話すだけでそれがすぐ「動く機械」となって井深さんの眼の前に現れた。これすべて著者の才能のもたらすものである。この書は著者の履歴書であり、またソニーの履歴書でもある。
第1章 モノづくりの歓び―音に取り組んだ東通工時代
第2章 技術屋として映像の記録に挑戦―VTRからデジカメまで
第3章 井深イズムの橋渡し―理想の上司、井深さん
第4章 モノづくりの原点―ノウハウの蓄積
第5章 井深さん、盛田さんの思い出―われらがソニー
木原 信敏 (キハラ ノブトシ)
(株)ソニー木原研究所会長。1926年東京生まれ。47年早稲田大学専門部工科機械科を卒業後、東京通信工業(現ソニー)入社。専務、相談役を歴任し、現在顧問。テープレコーダー、ビデオの開発を手掛け、研究技術開発の要として、ソニーの大きな柱であるオーディオビジュアル機器を育て上げた。88年映像処理の先端技術の開発を目的としたソニー木原研究所を設立。現在は会長として、ソニーグループのIT戦略の一翼を担っている。研究開発を指導しながら、自らもCGをたしなむ趣味人である。オクラホマ大学名誉博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)