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天保五年、土佐国に、わが国の海運の礎を築いた男児が生を享けた。後の岩崎弥太郎である。幼少時は非凡な文才を発揮したが、経済の表舞台に登場したのは慶応三年、土佐商会主任、長崎留守居役に抜擢された時である。その後、海援隊の経理を担当。本書は、出生から、坂本龍馬ら幕末維新の英傑たちとの交流、そして三菱を大財閥に育て上げるまでの波瀾の一生を描いた評伝である。
第1章 苦節の青少年時代
第2章 激浪に揉まれる
第3章 坂本龍馬と岩崎弥太郎
第4章 才能開花の大阪時代
第5章 士魂商才
第6章 大いなる飛翔
立石 優 (タテイシ ユウ)
1935年、大連(現・中国遼寧省)に生まれる。明治大学文学部を卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)