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大政奉還後、夢半ばに横死した龍馬の遺志を受け継ぎ、世界の三菱をつくった岩崎弥太郎。そのイメージから明治の経済人として語られることが多いが、それ以前より土佐藩の経済官僚として商才を発揮し、龍馬率いる海援隊の活動を支えていた。龍馬と同時代をともに生き、維新回天を支えた一人の土佐藩士を通じてひもとく、幕末維新の裏表。
序章 幕末維新の真実
第1章 弥太郎、南国土佐に生まれる
第2章 弥太郎、幕末の渦のなかへ
第3章 坂本龍馬との日々
第4章 明治維新を生き抜く
終章 「士魂の商才」弥太郎が遺したもの
安藤 優一郎 (アンドウ ユウイチロウ)
1965年、千葉県生まれ。歴史家。文学博士。早稲田大学教育学部、同大学院修了。江戸をテーマとする執筆・講演活動を展開。東京理科大学生涯学習センター、JR東日本・大人の休日倶楽部「趣味の会」などの講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)