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設立わずか10年余りで東証1部上場企業になった居食屋チェーン「和民」の社長・渡辺美樹。彼の企業家としての業績は、作家高杉良の『青年社長』のモデルになったことでも有名である。また、著作『社員への30通の手紙』などはベストセラーとなった。その渡邉が学校再建、教育改革のために私財30億円を投入する。その動機は?そして明らかになる私学経営者の無知無能。ぬるま湯につかった教師のだめっぷり。毎日600人が遅刻する生徒のしつけの悪さ。そんななか大鉈をふるって学校を変えていく改革の手際の良さとテクニック。日本の教育改革はこの学校から始まるといって過言ではない。学校関係者や保護者はもちろん経営者・ビジネスマンにも参考になるはず。
第1章 さあ、学校をはじめよう;第2章 瀕死の学校が蘇った;第3章 子供たちに夢を;第4章 教師たちよ、目を覚ませ;第5章 生まれ変わる学校;第6章 そして、夢の学び舎へ
渡辺 美樹 (ワタナベ ミキ)
1959年生まれ。神奈川県出身。小学校5年生の時、父親が経営する会社を清算したことから「自分は将来、社長になる」と決意。82年、明治大学商学部を卒業。会社経営に必要な財務や経理を習得するため、会計システムの会社に半年間勤め、その後1年間佐川急便で働き独立資金300万円を貯める。84年に(有)渡美商事を設立、経営不振だった「つぼ八」の店を買い取り、FC店オーナーとして起業。86年に株式会社ワタミを設立、87年に現在の社名(ワタミフードサービス(株))に変更。96年に店頭公開。2000年3月に東証一部上場を果たした。2003年学校法人郁文館学園(中学校・高等学校・国際高等学校)の理事長、2004年医療法人幸会喜多病院の副理事長、2004年10月日本経団連理事にそれぞれ就任。ワタミグループの事業領域を拡大し、環境、農業、教育、介護それぞれの事業に拡大、新規参入(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)