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かつてない危機をどう乗り越えるか。創業期以来の数々の苦境を乗り越え、いままた世界自動車不況に敢然と立ち向かう!スズキ会長兼社長が初めて語る。
第1章 ピンチをチャンスに変える;第2章 どん底から抜け出す;第3章 ものづくりは現場がすべて;第4章 不遇な時代こそ力をためる;第5章 トップダウンはコストダウン;第6章 小さな市場でもいいから1番になりたい;終章 スズキはまだまだ中小企業
鈴木 修 (スズキ オサム)
スズキ株式会社代表取締役会長兼社長。1930年1月30日、岐阜県益田郡下呂町(現下呂市)生まれ。中央大学法学部卒業後、銀行勤務を経て、58年4月、鈴木自動車工業(現スズキ)に入社。2代目社長、鈴木俊三氏の娘婿となる。63年11月、取締役に就任。67年12月に常務、73年11月に専務、78年6月に社長就任を経て、2000年6月から会長、2008年12月には再び社長を兼務する。ハンガリー名誉総領事も務める。徹底して現場にこだわる強いリーダーシップで、社長就任時に売上高3,232億円だったスズキを、30年間で3兆円企業にまで育て上げた。この間、軽自動車トップの地位を固めるとともに、インドやハンガリーでの現地生産、米GMとの提携などを進める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)