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日本の資本主義の父と言われた渋沢栄一が100年前に「銀行は大きな河のようなものだ。銀行に集まってこない金は、溝にたまっている水やポタポタ垂れている滴と変わりない。折角人を利し国を富ませる能力があっても、その効果はあらわれない」と語った。現代の未曾有の不況下においても、確かに銀行には「滴」は集まっているが、これからの日本の新しい資本主義を促すような「大河」となり得るか?渋沢栄一から五代目の子孫である著者がこれからの「30年」を導く。
はじめに 30年後のプレゼント;第1章 グローバル資本主義の残骸から芽生える新物語;第2章 30年投資の六つのコモンズ;第3章 ミニ小説・生活者の七つのストーリー;第4章 30年投資の30問30答;第5章 30年投資のきらりと光る企業;おわりに これからの30年をなつかしく、わくわく
渋澤 健 (シブサワ ケン)
1961年逗子市生まれ。父の転勤で渡米。1983年テキサス大学化学工学部卒業。1987年UCLA大学にてMBAを取得。米系投資銀行で外債、国債、為替、株式およびデリバティブのマーケット業務に携わり、1996年に米大手ヘッジファンドに入社。2001年に独立し、シブサワ・アンド・カンパニー株式会社を創業、代表取締役に就任。2008年にコモンズ投信株式会社を創業し、会長に就任。渋沢栄一から五代目の子孫であり渋沢栄一記念財団の理事、経済同友会の幹事、日本医療政策機構の理事など、その他複数の職務に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)