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1980年代から90年代にかけて、大前研一は、欧米の権威あるビジネス紙誌に精力的に寄稿した。もちろん、すべて英語でである。当時、主要読者である世界中のビジネスリーダーはこぞって、日本発の戦略コンセプトを絶賛した。日本のビジネスマンにはこれまで目に触れる機会がなかったこれらの論文を、今回初めて日本語訳により一挙公開する。『企業参謀』(1975)、『トライアド・パワー』(1985)、『ボーダレス・ワールド』(1990)など大前戦略論の原点がここにある。
第1章 競争は戦略の目的ではない;第2章 戦略計画と先見性;第3章 事業戦略の本質;第4章 ボーダレス・ワールドの経営;第5章 トライアド戦略;第6章 グローバル・アライアンス戦略;第7章 会社第一主義と「ドゥ・モア・ベター」;第8章 事業文化ユニットの構築;第9章 リージョン・ステート・システムの経済学;第10章 日本からの手紙;第11章 ウォールストリート・ジャーナル―ザ・ベストコラム
大前 研一 (オオマエ ケンイチ)
早稲田大学理工学部卒業。東京工業大学大学院原子核工学科で修士号、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。現在、(株)大前・アンド・アソシエーツ代表取締役、(株)ビジネス・ブレークスルー代表取締役、ビジネス・ブレークスルー大学院大学学長等を務める。オーストラリアのボンド大学ビジネススクール企業戦略論担当教授、韓国の高麗大学名誉客員教授ならびに梨花女子大学名誉教授に就任。イギリス『エコノミスト』誌の1993年グールー特集では世界のグールー17人の一人に、また1994年の特集では5人の中の一人に選ばれる。2005年の“Thinkers50”でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている
吉良 直人 (キラ ナオト)
国際基督教大学教養学部卒業。ハーバード大学経営大学院卒業(MBA)。帝人(株)未来事業部、帝人ボルボ(株)を経て、マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社に入社。以来、大前研一氏の同社退職まで共に働いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)