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話しても分からない人間には何も話さない、相手がたとえ役員であっても。ソニー随一の特許数を持ちながら、その性格ゆえ、開発した技術は一件も商品化されない、という不遇にあった近藤哲二郎が、一転して「WEGA」「BRAVIA」を成功に導くデジタル高画質技術「DRC」を誕生させるまで。書き下ろしノンフィクション。
第1章 ソニーとの出会い;第2章 転機;第3章 DRC―進化する技術;第4章 薄型テレビの「エンジン」として;第5章 「技術のソニー」を支える人材育成
立石 泰則 (タテイシ ヤスノリ)
1950年福岡県北九州市生まれ。中央大学大学院法学研究科修士課程修了。経済誌編集者や週刊誌記者などを経て、’88年に独立。現在、ノンフィクション作家。’93年に『覇者の誤算 日米コンピュータ戦争の40年(上・下)』(日本経済新聞社)で第15回講談社ノンフィクション賞を、2000年には『魔術師 三原脩と西鉄ライオンズ』(文藝春秋)でミズノスポーツライター賞最優秀賞をそれぞれ受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)