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強力なリーダーシップでソニーを世界的企業に育て上げた、盛田昭夫の天才的な経営手腕とスケールの大きさは、その人となりを知ることで初めて鮮明になる。分刻みのスケジュールの中でプライベートはどう過ごしたか?2万人を超える友好関係の顔ぶれは?怒ることの少なかった盛田の人心掌握術とは?34年もの間、盛田とともに歩み続け、等身大の“ミスターSONY”を見てきた著者が、数々のエピソードを織りまぜながら解き明かす真実の「盛田論」。
1 産声をあげるソニー;2 等身大の“最後の侍”;3 ウォークマンと大量消費時代;4 経営の天才と生粋の技術者;5 ソニー・スピリットの商品化;6 ソニー独自の組織変革;7 永遠なる“ミスター・ソニー”
黒木 靖夫 (クロキ ヤスオ)
1932年、宮崎県西都市生まれ。1960年、ソニーに入社し、外国部次長、宣伝部長、意匠部長、クリエイティブ本部長を経て、1988年に取締役に就任。1991年4月には、ソニー企業社長となる。1993年ソニーを退社し、株式会社黒木靖夫事務所を設立。富山総合デザインセンター所長を兼任し、地方のデザイン振興にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)