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「敗者復活」のある社会、再生可能エネルギーによる「浪費なき成長」「働く自由」を勝ちとるための真のワークシェアリング…。「人間性回復」のための経済システム構築と日本経済復活のための処方箋を語り合った白熱の対論集。
第1章 大失業時代を生きる(現場の「技能者」が支えた高度成長;クォーツ時計成功の秘訣とは?;世界を席巻する「人間排 除」のマネー資本主義 ほか);第2章 「敗者復活」のある社会を(市場原理主義に抗する地方の「地産地消」運動;農作物を自給できるのになぜ輸入にたよ るのか;「大地の循環」を取り戻そうとする日本農業 ほか);第3章 昭和恐慌と平成恐慌(天国と地獄が同居していた昭和恐慌;全解禁が恐慌に結びつく歴 史の皮肉;パンを買うお金の復権を唱えたミヒャエル・エンデの遺言 ほか)
城山 三郎 (シロヤマ サブロウ) 1927年、名古屋市生まれ。東京商科大学(現・一橋大学)卒業。59年、『総会屋錦城』で直木賞受賞。以後、企業の内幕とそこに展開する人間模様を描いた経済小説を書き続け、企業小説ブームの先駆けとなる。75年、『落日燃ゆ』で吉川英治文学賞、毎日出版文化賞を受賞 内橋 克人 (ウチハシ カツト) 1932年、神戸市生まれ。57年神戸商科大学卒業後、神戸新聞社に入社。同社を退職後、著作活動に入る。日本の高度経済成長を支えた現場の技術者たちを活写した『匠の時代』(全十二巻)で脚光を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)